• 生徒向けに練習の心得を少し

    中々私もワンオペでドタバタしてますから💦
    いつでも生徒が見返せるように、私の奏法・指導法や、演奏時に心掛けていることを少し、
    こちらに書き記しておきます。2023年6月のメモのようなものなので、ご興味ある方のみ。

    1.演奏するときには良い音のみを出すことを意識する。
     100%は無理でも、出来る限り良い音で弾くことを日々心掛けてます。
     段々と上達してきたら、自分の思う「良い音」と他人の思う「良い音」が全然違うこと。
     に気が付いたりします。「演奏のセンスとこだわり」がわかるとより演奏が楽しくなりますね!

    2.演奏上は基本の押さえ方を徹底する。
     この教室では、初回レッスン時に必ずギターを弾く上での原理・原則の話をしますよね。
     指は直角に…とか、爪から2~5ミリ下で…とか、ボディはお腹じゃなくてわき腹に…とか、
     それらは「必ず(努力)」守るようにしましょう。実際の演奏の中でどれだけ徹底出来ているかが
     その演奏のクオリティになります。
     基本の整音は最も大事な部分ですから、もし不明な方はお気軽にお尋ねください。

    3.日々の練習は楽しむでなく上達するために行う。
     楽しく弾くではなく、上達することを楽しい。と思えるように努力出来ると最高ですね。
     日々精進!

    4.他人と自分の演奏の良いところと悪いところを同時に探すようにする。
     皆さんは四六時中ギターを弾いてきたわけではないので、初めは音楽への向き合い方に戸惑うこともあると思います。誰しも音には良いところと悪いところが常にあるとバランスをとって考えることが大切です。自分の悪いところばかり見つめれば自己嫌悪になりますし、他人の良いところばかり褒めていると、自分も同じくらい褒めて欲しいとつい思ってしまうものです。ですが自らの成長においては、悪いところばかり責めようとすると残すべきところがわからなくなり、また良いところばかり褒めようとすると段々自分を変えにくくなります。音は自分の鏡というか、まあ、人間関係と大体同じです。

     ↓追記・ちょっとだけ深堀り。

    ・私の演奏もそうですが、誰の演奏でも全ての面からみて完璧な演奏というのはありません。
     演奏は精緻でも強弱がエモーショナルでなかったり、瞬間の迫真性が上手くいった結果、
     全体のバランスが悪かったり、自分が聴いてるその時の状況・尺度によっても評価は千差万別です。
     ギターに関して、あえて音にかかわる要因を分類して挙げるとすれば、
     ・運指(指先の当たり)・勢音(右手による音の強弱)・姿勢(操体・共鳴)
     ・奏技(瞬間の思考・判断)・心想(自らの表現したい感情・心情)
     の5つくらいになるでしょう、それらは日々の練習の中で意識するポイントになります。
     ですが実際の演奏の場で皆さんが出会うのは普段の姿である。
     ・原態(普段の習慣や練習の蓄積)
     です。つまり皆さんが他人や自分の演奏で感じたことというのは、全て普段の練習で心掛けていることフレーズの練習頻度や、音へのこだわり、大きくいってしまえば生活習慣などの、今までのギターへの向き合い方の表れなんですね。
     演奏後は皆、あそこのフレーズが惜しかったとか、あそこは失敗したけどあそこは成功したとか、本番のテンションや心持ち、ルーティンなどを感想戦で言い合ったりしますが、実は瞬間の話ではなく、もう一歩踏み込んで、普段の生活の話として人の良いと思ったところ、悪いと思ったところを分析するとあなたはその良い音を、再現出来る可能性があります。
     また、そういった目で見ていると、人の演奏への感動もひとしおだったり。

    5.練習は自分を変えるために行う。
     練習は自分を変えるために行います。ですから今のままの自分の感性、弾き方のままに留まろうとする練習は敢えて言えば練習ではありません。私はレッスン時には生徒自身の演奏が変わる様に指導をしていきますが、初めは新しい音が出ません。そして音の違いも中々わからないものです。「弾けない技術は聴こえない」という有名な言葉がありますが、まさにその通りで、自分で演奏出来るようになって初めて自分の耳でも違いが聴き取れるものです。ですから、初めは分からず難しいなと思うアプローチがあったとしても、自分を変えるのが練習!ですから少しずつ頑張ってみましょうね。勿論無理は禁物ですよ!

     自分のなりたい姿を想像しながら、日々集中して練習出来ると良いですね。明日、より良い自分と出会うために。