新年のご挨拶

令和7年、明けましておめでとうございます!

今年は巳年、ヘビと言えば音楽の神・弁財天、
弁財天といえばサラスヴァーティ、
ヒンドゥーにはサラスヴァーティという名前の河があり、
そのまま河の女神の名前がサラスヴァーティになったそうです。
河の形から連想してヘビが関係することになったのかな?

形を持たず流れゆく河、
音楽も形を持ちませんから。
私はサラスヴァーティを聞いてからは、
なるほど、と。
自分が日々感じている音楽は大きな大河の一部分で合って、
もっと様々な形で、あるいは水面には表れぬ形で、
大きく動いている音楽というものがあるんだろうと思ってきました。
「無音の中で踊る音」というのは、考えてみればあるのはわかるのですが、
何年か見つめてみても、どうにも底が見えずに演奏上のコントロールは難しいですね。

さて、水と音の連想と言えば、
セイレーンにローレライ、ウンディーネ、ルサルカ、
等、数多くありますが、
そういった物語のように、
皆さんの音楽にも様々な霊感や、
発見の喜びが訪れますようにと、
弁財天に祈っておりました。
巳年の元日でございました。

皆さま、拙い私でございますが、
本年もよろしくお願いいたしますm(__)m